全編から引き続き、広島福山市~鞆の浦~尾道を通って三原~広島空港までの一筆書きの旅、後編です。
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↑【大人の修学旅行(6)~移動の楽しみ編~】サンライズで岡山・広島 前編
瀬戸内を沿いに車を走らせて
サンライズ出雲・瀬戸の寝台特急で移動し、岡山には翌朝午前6時27分到着。午前中有効利用のおかげで、岡山観光も楽しみながら、広島県福山駅の到着は午後13時半。
さて、「福山城」は何といっても山陽新幹線 福山駅からすぐ行けてしまう気軽さです。
全国的にJRの駅前にある、しかも新幹線の駅前というと「福山城」はトップクラスなのではないでしょうか?
余談ですが、新幹線から見える城の代表格といえば、「姫路城」「掛川城」などがあげられます。JR東北本線 白河駅前にある「白河小峰城」もまた素晴らしいお城でアクセスもいいですね。
話は戻りますが、福山からは交通手段を変え、レンタカーでの移動です。
この旅の1泊目がサンライズ出雲・瀬戸の車内でしたので、2泊目は鞆の浦へ宿泊予約をしました。
鞆の浦は、鞆という地名の場所の先端の場所ですが、そこは去年大河ドラマで「麒麟がくる」でもご覧になったかと思うのですが、足利義昭が毛利輝元を頼りこの鞆に幕府を構えた有名な場所です。古くからの港町で、街並みを保存した地域があり、そこには観光客がたくさん訪れます。
宿泊施設へ入ったときは、ちょうど夕暮れ時に差し掛かっており、展望露天風呂から眼下に広がる瀬戸内海をぼーっと眺めることができました。この鞆の浦の夕凪に、古の人々も癒されたことでしょう。
この日は満月でしたので、潮の満ち引きを大いに楽しむことができました。
なので、海を中心とした旅は、必ず月の満ち欠けをチェックしてから計画を立てるとよいですよ。
宿泊施設はお風呂もお食事も、お部屋も大変満足のいく内容でした。
海の幸でお酒が進みますね!
翌朝は、ディーゼルの観光船で仙酔島へ。こういうレトロな船は必ず乗ってみたくなるものです。
そして、「仙酔島」というネーミングにも人は惹かれるものです(笑)
いい味わいの船です。
仙酔島は大きな島ではありませんが、ちゃんと遊歩道が整備されていますので安心して散策ができます。
一休みということで、茶店で、ベリー系とレモン系の炭酸割を飲んでみました。
瀬戸内は、温暖な気候で柑橘系が豊富にある地域ですから、レモンや塩などの地域特産!と打ち出した商品があると、私はすぐに買ってしまいます。
とてもさわやかなジュースでした。
三原城もまた駅前!?
鞆の浦を後にし、再びレンタカーで福山から、東尾道、尾道大橋を左に山陽本線とほぼ平行に国道2号線をまっしぐら、次は三原に向かいます。
おとなの修学旅行の最後は三原城の続100名城スタンプラリーのスタンプを無事に押し、これで旅の終盤となります。
三原城址は、ここはまた駅に隣接していますが、地図を見ればわかるように接近どころか、本丸跡はJRの線路によって分断というわけです。*Google Map引用
天守台には三原駅のコンコースからのぼることができます。
間違えて北側からアクセスすると遠回りですのでお気を付けください。
三原城本丸跡
今回の旅は、一筆書きで乗り物をフル活用して、さらに駅に隣接したお城巡りを絡めた内容となりました。
帰りは、広島空港から飛行機で羽田で帰路となったわけですが、サンライズ出雲・瀬戸は様々な可能性がある列車であることがわかりました。
単純往復だとちょっと飽きちゃったな、という方にヒコシンラボでは一筆書きの複雑な移動手段の旅のプランをおすすめしています。
今後も「移動の楽しみ」についてまた書きたいと思っています。