今回は家族旅行で訪れた北見・網走の旅をご紹介します。見どころはなんといっても流氷!お天気にも恵まれ、雲ひとつない空と流氷に家族全員大感動。流氷を1泊2日で楽しむプランのご参考になればと思います。
羽田から釧路へ向け出発!
北海道東部を訪れる場合の玄関口は釧路空港と女満別空港のふたつあります。1泊2日の旅行だと時間を無駄にできないこともあり、今回はフライト時間のちょうど良かったAIRDOの釧路便を利用しました。新千歳空港と違ってフライトの本数が少なく毎度困ります…
飛行機からはこんな景色を見ることができます。釧路空港着陸間際の航空写真です。地平線がとても綺麗に見えました。そんな景色を見ているとあっという間に釧路に到着です。早速今回の旅のメインである流氷観光に向かいます。
流氷観光砕氷船おーろら号に乗って流氷を見に行く
早速チケットを購入しいざ出発!とその前にここで少しおーろら号についてのお話しを。氷砕船は世界にも多数あるのですが、そのほとんどがもともとあった船を氷砕船に改造して使われています。ですがこのおーろら号は観光用に設計して造られた点がとても珍しい。紋別で同様に運行している「ガリンコ号Ⅱ」とは氷の砕く方法が異なり、ガリンコ号Ⅱは船頭部についたドリルが氷を砕き進んでいくのに対し、このおーろら号は船の重みで砕氷しているんです。こんな情報を事前に知っていると乗った時の面白さが倍増します。それでは、いざ出発!
の前に船内で腹ごしらえ。おーろら号にはお菓子や飲み物、船内限定品を販売している売店があり、そこでおーろらと焼印のある大判焼きをいただきました。もぐもぐ食べていると景色がどんどん変わっていって…
一面流氷で覆われた真っ白な景色が待っていました!写真で見ても、青い空と白い流氷のコントラストが美しいです。
そしてその流氷群の上を船が氷を砕きながら進む姿は圧巻です。ちなみに大きな流氷に当たった時に衝撃を感じるのですが、それも面白いです。
この船が通ったところから道筋ができるのも良いですよね。この景色と船内に流れるBGMが合っていて感動します。
天気がよく、より迫力のある景色を見たい方はデッキに出てみてください。正直寒過ぎて長居はできませんが、迫力満点の景色を楽しむことができます。人生で一度は見たかった景色を見ることができ家族全員大満足でおーろら号は乗り場に戻っていきました。
日本一脱獄が難しい?網走監獄へ
流氷観光をした後、せっかくなので網走を観光しました。訪れたのは網走刑務所の建物を保存公開している野外博物館網走監獄です。刑務所を観光するという、ちょっと変わった体験をすることができました。
網走監獄内にはいくつか重要文化財に指定されている建物があります。そのひとつは庁舎で、東京ドーム3.5個分にも及ぶ刑務所全体の主軸となる建物です。ここには刑務所で一番偉い最高責任者がいたのだとか。
こちらも重要文化財のひとつ「二見ケ岡刑務支所」です。現存する木造刑務所としては最古だそうです。
こちらも重要文化財の舎房です。分厚いコンクリートの上にレンガが敷かれた廊下や、囚人達の交流を妨げるための斜め格子などを実際にみて、網走監獄が日本一脱獄の難しい刑務所であると言われていた理由を知ることができました。
当時の様子がわかるような浴場も。ちょっとリアルですが、面白い体験ができたので、網走に行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに野外博物館というだけあって外を歩き回りますので、流氷観光同様防寒対策をお忘れ無く!
あちこちに雪が積もっているので、旧刑務所をバックにこんな写真も撮れちゃいますよ…!なかなかできない体験です。
旅の締めに空港で立ち食い鮨
最後は釧路空港の立ち食い鮨で締めました。空港内で北海道の美味しい海の幸が手軽に食べられるとあってとても人気があるため空いていればラッキーです。
流氷のような綺麗なブルーをしたあばしりビールで最高の旅の終わりに乾杯!
そして北海道の新鮮な海の幸を使ったお寿司をいただき…
あまりのおいしさについつい日本酒にも手が伸びてしまいました。
やっぱり北海道にきたら海の幸は外せないですね。空港で最後にこんなにおいしいお寿司がいただけるのは嬉しいです。日曜日が定休日なのでご注意を!
まとめ
今回は1泊2日の北見・網走の旅をご紹介しましたがいかがでしたか?流氷観光となると2泊以上必要と思われている方も多いかと思いますが、実は1泊2日でも十分楽しめちゃうのです。今シーズンの計画に、ぜひ流氷観光してみてはいかがですか?