【父と娘の2人旅 その2】長女と行った 宮崎~屋久島~種子島の旅

長女(小学5年生)に、「今度2人で旅行に行くならどこ行きたい?」と聞いたところ、「モアイ像が見たい」ということだったので連れて行きました。2014年に友人と訪れたことがあり、その時のことを娘に話していたのを覚えていたようです。
そこで、モアイのある宮崎にプラスして、屋久島、種子島をチョイス。海のきれいなところ、屋久島の大自然、そして、男のロマンでもありますが子どもたちの好きな宇宙に一番近いというところで種子島を選んでみました。
宮崎と鹿児島のエリアは、飛行機とレンタカーで旅をするのに都合がよいところです。なんといっても、陸・海・空と全部の乗り物が乗れるところがよいのです。

1日目【宮崎】モアイ像にご対面!

宮崎空港へ到着後、レンタカーで走ること40分「サンメッセ日南」へ。世界で唯一イースター島の許可を得た復刻したモアイ像を見ることができます。

どこまでも続く青い海を背にしてモアイ像が立っています!

写真映えで娘もいきなりテンションMaxに!

次に向かったのは、鵜戸神宮。ここは、切り立った断崖の洞窟の中に、本殿があるという珍しい神宮です。縁結びや夫婦円満の聖地としても知られているそうです。
娘は、うさぎの絵馬に「家族が元気でいられますように」とお願いごとをしていました。

名所として知られる、鬼の洗濯岩にも寄りました。

宮崎の宿泊先は、宮崎市内ではなく、あえて娘が喜ぶシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートにしました。
12月なので夜景を楽しむだけで、プールには入れませんでしたけど、金曜に泊ったのでお得に泊まれました。とはいっても安いホテルではありません。外国人の富裕層など結構ハイレベルな人たちが宿泊されています。

たまたま1階のバーラウンジでドリンクを飲んでいたら、香港からこられていたお金持ちのご夫婦とおしゃべりをする機会がありました。娘はそこでカタコトの英会話でしゃべったりして仲良くなり、その後もメールのやり取りをしているようです。
娘にとって、このホテルに泊まったおかげで、外国に興味をもつというきっかけになりました。

2日目【屋久島】自然あふれる景色を娘にも見せたい!

屋久島は、過去に2回ほど行ったことがあります。その景色は、日本国内でもここしかない!というくらいの場所ですので、いつか子どもに、ぜひ見せてあげたいなあと思っていました。

訪れたのは12月。屋久島には観光客があまり来ないシーズンなので、のんびりと見学できます。海に入れないし登山もできない。山にはほとんど入らずに外周道路を車でドライブしました。景色を見せたかったのですが、天気が悪かったのが残念です。

今回、連れて行ったのは、大川(おおこ)の滝。この日は水の量が少なくて見れなかったのですが、いつもは水が多いときにはここにうっすら虹が出てきれいなんです。

巨大な屋久杉の切り株の前でも写真を撮りました。

3日目【種子島】歴史も科学も、行ったことがあるスポットに!

鉄砲館(種子島開発総合センター)で娘と記念写真。種子島は、日本に鉄砲が伝わった場所として知られています。
この鉄砲もいずれ日本史で習うと思いますが、なぜ種子島まで伝わったのかということをよく理解しないまま、単純に「1543年に種子島鉄砲伝来」と丸暗記だけしてしまうんですよね。でもこうやって行って見ておけば、勉強するときに抵抗なくすんなりと頭に入るんじゃないかなと思いました。
ちなみに、看板の「おじゃりもうせ」というのは「いらっしゃいませ」という意味の方言です。

続いて、日本最大のロケット発射場となる、種子島宇宙センターを見学。実際の発射台がある場所と、全体を眺めることができる見学場所は離れています。

この写真の場所はJAXAが主催する親子見学ツアーで行ける見学場所です。12月だったので、競争もなくすんなり予約がとれました。これが夏休み時期だと大変なようです。そもそも種子島は、12月にはあまり観光客が行きませんので、そこは狙いました。

おみやげは、さまざまな宇宙食などが買えるのですが、娘はうれしい様子でした。お好み焼き(!)やプリンなどの宇宙食を母親へのお土産にしました。

父と娘の2人旅の目的は、とにかく2人で旅することです。どこに行くということも大事なのですが、さらに、娘にとって、父親と2人で旅をする価値は何か、旅をして何を得られるかというのが大事だと思います。
この2泊3日の旅は、パッと見では、結構ラグジュアリーな旅に見えるかもしれません。しかし、移動費は節約して、その分宿泊にはお金をかける。男同士の安旅ではなく、女の子の場合は宿泊に力を入れるような形にしました。

次回は、次女との2人旅を書こうと思います。